京都の祇園では、お正月の準備をはじめる「事始め」があり、芸妓や舞妓たちがお師匠さんのもとにあいさつに訪れました。
祇園の花街では、「事始め」の日に芸妓や舞妓たちが芸事のお師匠さんの元へ、ことし1年のお礼と、新年のあいさつに回るのが習わしとなっています。
「おめでとうございます」
京舞井上流の家元・井上八千代さんは1人1人に励ましの言葉をかけ、祝儀を手渡しました。
【舞妓さん】「来年新しい舞妓さんもようけで貼る予定やので、その子たちも引っ張っていけるような舞妓さんになりたいなと」
花街は一足早く華やかな新年の雰囲気に包まれました。