宮城・岩沼市の国道で画面右側から飛び出してきた軽トラック。
出合い頭の事故の瞬間です。
目撃者:
本当にぶつかる瞬間はスローモーションだったので、そこからすごいグシャって生々しい音が響いて。
ドライバーによりますと、軽トラックが中央分離帯を越え、横断。
これに対して、ブレーキが間に合わず衝突したといいます。
さらに、車内には4歳の男の子がいたといいます。
目撃者:
隣に子どもが乗っているから、子どもの心配が一番。意識ももうろうとしていて、うわぁって感じ。自分はどうなってもいいから、本当に子どもだけはという気持ち。
事故後、車はフロント部分が大破し、中がむき出しの状態に。
ドライバーと男の子が胸部の打撲や頸椎(けいつい)をねんざするなどのけがをしたといいます。
目撃者:
中央分離帯で1回止まって確認するならまだしも、ノーブレーキで入ってきた。
現場は見通しの良い片側2車線の道路ですが、中央分離帯のフェンスが死角となり、軽トラックに気がつくのが遅れたといいます。
事故の原因について警察は、軽トラックが直進してくる車を確認していなかったとみて調べを進めています。