北海道の新千歳空港で12月12日午後6時30分ごろ、小型機が滑走路をオーバーランし、滑走路横の雪上で停止するトラブルがありました。
国交省東京航空局新千歳空港事務所によりますと、午後6時50分ごろ 北海道エアポート(HAP)から「プライベートジェット機がB滑走路の末端で停止している。午後6時30分ごろからB滑走路を閉鎖している」と連絡があったということです。
新千歳空港の情報カメラでは、滑走路わきで動けなくなっている機体が確認できます。
機体はインドネシアを出発したシンガポールの航空会社のプライベートジェット機とみられ、消防によりますと、乗客6人、乗員3人が乗っていましたが、ケガはないということです。
また機体に燃料漏れなどの損傷は確認されていないということです。
新千歳空港は12日、雪による影響で、92便が欠航していました。
現在、消防車などが多数出動するとともに、北海道エアポートなどが現場の状況を確認しています。
この影響で午後7時30分現在、B滑走路が閉鎖となっています。