JR木次線の全線開通から88年を迎え、12月12日朝、雲南市の木次駅などで沿線の市や町などでつくる協議会のスタッフがオリジナルの記念品を配り、利用客に感謝を伝えました。

雲南市の木次駅では、12月12日朝、木次線沿線の自治体やJRなどで作る利活用推進協議会のスタッフが駅の利用客にオリジナルの記念品を手渡し、日ごろの利用への感謝を伝えました。

利用客:
だんだん乗る人が減ってきているが、(電車を)使いたい人は絶対いるので、やっぱり続けて欲しいと思います。

JR木次線は88年前、1937年の12月12日に奥出雲町の八川駅と広島県の備後落合駅の間がつながり、宍道駅までの全線81.9キロが開通しました。
記念品のメモ帳にはパラパラアニメの仕掛け、始発から終点までかわいらしい列車がコトコト走る様子が描かれています。

雲南市政策企画部・冨岡秀行さん:
木次線のことを知ってもらえるきっかけになったかなと思いました。
これから90年、100年と続いていけばいいと思います。

12月12日は利用者の多い、5つの駅で記念品を配布、協議会では、節目の日に改めて沿線住民に木次線に関心を持ってもらい、今後の利用推進につなげたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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