12日午前、平日にもかかわらずできた長い行列。
お目当ては、米価格高騰に揺れる“あのお菓子”です。
人々が挑戦していたのは、せんべいの詰め放題。
会場は、栃木・宇都宮市にある米菓製造会社「日新製菓」の工場です。
12日朝の最低気温は2.5度と震える寒さでしたが、人がわんさか!
12日はハッピーターンなどの人気商品で知られる亀田製菓グループの日新製菓が、年に一度開催する「大感謝祭」当日です。
せんべいの割引セールをはじめ、さまざまな種類の商品がずらり。
7袋のせんべいが入った数量限定の抽選付きお楽しみBOXもせんべいファンに大好評の様子でした。
そんなイベントの目玉の1つが、人気のハッピーターンやソフトサラダなど5種類以上あるせんべいの詰め放題。
1回500円でチャレンジOKです。
午前10時にイベントが始まると、参加者はあの手この手で袋に詰めていきます。
袋からあふれそうになるほど大量ゲットする女性に、箱の中から一生懸命つかんで袋に詰める子供の姿も見られました。
参加者は「これで500円だから相当お得だと思います」「お得ですよね、袋で買うより。詰め放題毎年これだけ楽しみに」などと話しました。
せんべいの材料となる米価格の高騰などを受けて、ハッピーターンなどは9月から値上げされました。
それもあってか、ハッピーターンのお得な詰め放題は大盛況で、約3時間半で終了しました。
日新製菓・石本達也代表取締役社長:
大体定価の倍、そのまた倍、3倍くらいは詰めていただいてるのかなと思います。(コメは)いっときの倍くらいの価格になってますので、非常に経営としては苦しいけど、できるだけお客さまから支持されるようなおいしさを届けてまいります。
せんべい詰め放題や割引セールは13日も行われます。