防衛省は12日午後、沖縄県沖の太平洋で活動していた中国の空母「遼寧」が東シナ海へ戻ったことを発表しました。
防衛省は12日、中国の空母「遼寧」とミサイル駆逐艦など4隻が、沖縄本島と宮古島との間の海域を北西に進み、東シナ海に向けて航行したことを確認しました。
その上で、「遼寧」からの戦闘機などの発着艦が12月6日からの1週間で、約260回に達したことを明らかにしました。
小泉防衛相:
地域において緊張を高めるいかなる行為についても深刻な懸念を表明するとともに、日米間で緊密に意思疎通し連携していくことで一致した。
一方、小泉防衛相は12日朝、アメリカのヘグセス国防長官と電話で会談し、中国軍機によるレーダー照射問題などについて深刻な懸念を表明することで一致しました。