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プレスリリース配信元:マイナビ

11月のキャリア形成活動参加率は60.3%で、前月より3.3pt増。27年卒予定の大学生は「流動性の高い雇用」よりも「終身雇用」を希望

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2027年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査11月<インターンシップ・キャリア形成活動>」の結果を発表しました。



【TOPICS】
◆ 11月のキャリア形成活動参加率は60.3%で前月より3.3pt増加【図1】
◆ 27年卒大学生が思う理想の上司は、「丁寧な指導」「具体的な指示」。関わり方としては、「積極的なコミュニケーション」や「フラットな関係性」を望む声も【図2】
◆ 27年卒大学生は「流動性の高い雇用」よりも「終身雇用」を希望【図3】


【調査概要】
11月のキャリア形成活動参加率は60.3%で前月より3.3pt増加
11月のキャリア形成活動に参加した学生の割合は60.3%で、前月より3.3pt微増した。各プログラムの参加率については、10月と同水準での参加率となっている。夏休み期間である9月に比べると参加率が低下しているものの、前月比では仕事体験やオープンカンパニー等の参加率はやや増加していることがわかる。学生は学業と両立のしやすいプログラムに参加しながら、自己分析や企業研究、冬期インターンシップへの準備に向けた基盤づくりに力を入れている可能性が考えられる。【図1】
【図1】




27年卒の大学生が思う理想の上司像は、「丁寧な指導」「具体的な指示」。関わり方としては、「積極的なコミュニケーション」や「フラットな関係性」を望む声も
27年卒の大学生が思う、「理想の上司」について8項目を2項目ずつ比較して聞いた。
まず、コミュニケーションの方法について、「積極的に話しかけてくれる」と「必要なときだけ話す」を比べて聞いたところ、「積極的に話しかけてくれる(79.2%(近い+どちらかというと近い))」が多数派だった。
続いて、仕事の教え方について「手取り足取り教えてくれる」と「背中で見せてくれる」で聞いてみたところ、「手取り足取り教えてくれる(75.0%)」が多かった。
次に、仕事の任せ方については、「具体的な指示を出してくれる」と「大枠の方向性を示して、任せてもらえる」で聞くと、「具体的な指示を出してくれる(72.9%)」が多数派だった。
最後に、上司との関係性について「フラットな上下関係」か「きっちりとした上下関係」かについては、「フラットな上下関係(65.3%)」を望む声が多かった。
学生は上司について「積極的なコミュニケーション」「丁寧な指導」「具体的な指示」「フラットな関係性」を理想としていることがわかる。【図2】
【図2】




27年卒大学生は「流動性の高い雇用」よりも「終身雇用」を希望
27年卒の大学生が思う、「入社したい会社の制度」について4項目を2項目ずつ比較して聞いた。
評価方法に関しては、「年功序列」か「成果主義」のどちらの制度がある会社に入社をしたいか聞くと、「年功序列(40.5%)」、「成果主義(39.6%)」となり、ほぼ同じ割合となった。
さらに、雇用形態について、「終身雇用」と「流動性の高い雇用」を比較すると「終身雇用(56.1%)」が「流動性の高い雇用(20.3%)」を大きく上回り、30%もの差が生まれた。
近年、将来のキャリアを取り巻く環境の不確実性が影響し、長期的な雇用保証や明確なキャリアパスを提供する「終身雇用」が、心理的な安心感をもたらす可能性が示唆される。【図3】
【図3】




【調査担当者コメント】


今回の調査から、理想の上司像として「積極的なコミュニケーション」「丁寧な指導」「具体的な指示」「フラットな関係性」を求める傾向が明らかになりました。
また、入社したい会社については「年功序列」と「成果主義」の割合が拮抗し、安定を重視する層と成長機会を重視する層の二極化が見られました。さらに「終身雇用」と「流動性の高い雇用」を比較した際に、「終身雇用」を支持する割合が多く、30%もの差が生まれました。キャリア環境の不確実性が長期的な雇用保証へのニーズを高めていると考えられます。学生の皆さんは自分の興味がある会社がどのような制度があるのかをしっかり見極めて、自分に合った会社をキャリア形成活動の中で見つけていってほしいと思います。
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 服部 幸佑




【調査概要】
「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査11月<インターンシップ・キャリア形成活動>」
○調査期間/2025年11月20日(木)~11月30日(日)
○調査方法/マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収
○調査対象/2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,391名(文系男子241名 文系女子518名 理系男子299名 理系女子333名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20251212_105189/

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