12日未明、福岡県久留米市で、パトカーから逃走した車が信号柱などに衝突する事故がありました。
運転していた男性は「お酒を飲んでいたので逃げた」と話しています。
警察によりますと、12日午前0時半ごろ、久留米市旭町で、警ら中のパトカーが制限速度を超えて走る普通乗用車を発見し、停止を求めました。
しかし普通乗用車は停止に応じず、パトカーがサイレンを鳴らして追跡しましたが、普通乗用車は速度を上げて逃走し、約600メートル先の交差点を右折しようとしたところ、曲がりきれずに信号柱や石柱などに衝突して停車しました。
普通乗用車を運転していたのは近くに住む35歳の男性でケガはありませんでした。
男性は警察の調べに対し「お酒を飲んでいたので逃げた。捕まるのが嫌だった」と話していますが、男性の呼気からは基準値以上のアルコールは検出されませんでした。
警察は当時の状況を詳しく調べています。
