ある女性の「洗濯機爆発して家壊れたんだが」というSNSの投稿が話題だ。防水シーツを脱水中に洗濯機が“爆発”して新築の家の壁に穴が開いたものとみられ、NITE(製品評価技術基盤機構)も使用のリスクについて呼びかけている。
“爆発音”上部まるごと外れた洗濯機…壁に大きな穴
30代の女性がSNSに投稿した驚きの事態に衝撃が広がっている。

投稿の内容は「洗濯機爆発して家壊れたんだが」「助けてwwwwwwwww」というもの。

写っていたのは、スイッチがある上の部分がまるごと外れ、前に飛び出した洗濯機。

無残にも洗濯機横の壁には大きな穴が開いていた。

写真を投稿したのは、千葉県で2人の子育てをする女性。

洗濯機が爆発したのは8日、脱水中のことだった。

投稿者:
洗面所から爆発音が聞こえて、えっ!と思って見に行ったら写真の状態になっていた。ぼう然としてしまって…。
高額な修理費&大きな穴「ごめん、家の壁なくなった」
洗濯機は2024年7月に8万円ほどで購入したもの。
修理にはほぼ同じ金額がかかるとメーカーから説明されたという。

さらにショックだったのが、あの穴だ。

投稿者:
本当に落ち込んでますね、新築なのに…。

2024年12月に住み始めたばかりの新築マイホームの壁に開いた大きな穴。

投稿者:
夫に電話しました。「どうしよう、ごめん、家の壁がなくなってしまった」って。
原因は防水シーツか「めんどくさがっちゃった…すごく後悔」
思わぬ被害をもたらした原因は何だったのか。

投稿者:
防水シーツだったので、それが原因ではないかなと。

当時、洗濯機に入っていたのは防水シーツ。
シーツには「洗濯機も乾燥機も使用OK」との記載があったが、洗濯機のメーカーによると、これを脱水にかけたことが原因ではないかということだった。

投稿者:
めんどくさがっちゃったのが、すごくすごく後悔してますね。
NITEも注意呼びかけ…洗濯のプロ「単体だけで洗わない」
防水性のある製品を洗濯機に入れるリスクについては、NITE(製品評価技術基盤機構)も再現動画を通じて呼びかけている。

洗濯機が大きな音を立てながら激しく回転したあと、はずみで倒れてしまった。

防水製品を洗う場合は、どのような点に注意すればいいのか。洗濯のプロに聞いた。

洗濯ブラザーズ次男 クリーニング店「リブレ」店主・茂木康之さん:
水が抜けない状態で偏りが生じて、遠心力がうまく(分散されず)洗濯機が破損した。(Q.防水性のものを洗うポイント)単体だけで洗わない(偏りを防ぐため)。脱水のスピードをゆるめる、または脱水時間を短くする。
(「イット!」 4月11日放送より)