新潟県出雲崎町で12月10日、地元の小学生が自分たちで育てたコメを使ったおにぎりを販売しました。
【児童】
「苦みがないからおいしい。売れると思う」
出雲崎町で地元の児童が太鼓判を押していたのは、自分たちで作ったコメを使ったおにぎりです。
これまで地元の食や産業に触れる授業の一環で稲作に取り組んできた児童たち。
さらに加工や販売までの流れを学ぼうと、今回、道の駅の協力を得て地域の伝統食であるサザエの炊き込みご飯にして販売しました。
子どもたちの自信どおり、売り場には長い列ができ、お客が次々と手に取っていきます。100個用意されたおにぎりはあっという間に完売!
【お客】
「残念ながら1個しか買えなかった」
【児童】
「もうちょっと作ったほうがいいかなと思う」
おかわりの声に応え、追加で用意された分もすぐに売り切れる人気ぶりでした。
【児童】
「買ってもらったときのうれしさとか、商品を作るまでにどれくらいの時間がかかるのかを学べた」
【道の駅を管理するイドム 小林智 副社長】
「飛ぶように売れたというところで大きな喜びを感じてもらったと思う」
児童は自分たちの育てたコメを味わってもらう喜びを感じるとともに、地域の魅力を再認識していました。