俳優でアーティストとしても活動するのんさんが手がけたアート作品「こけし灯篭」が並ぶ展示会が、12月12日から岩手県久慈市で始まります。

リボンのデザインがあしらわれやさしい光を放つ「こけし灯篭」は、久慈市が舞台となった人気ドラマ「あまちゃん」で主演を務めた俳優・のんさんがデザインを手掛けたものです。

展示会は、久慈市の市制施行20周年を記念し市が行うもので、12日の初日を前に11日に報道陣に公開されました。

のんさんは2021年公開の映画「Ribbon」で自身が主演を務めたことをきっかけに、リボンをあしらったアートに目覚め、俳優業の傍ら作品の制作活動も行っています。

今回は、そのリボンを東北の伝統工芸品である「こけし」と組み合わせたといいます。

展示されている「こけし灯篭」は15体で、2025年4月から約半年に渡って開かれた大阪関西国際芸術祭で展示されていたということです。

久慈市商工観光課 横道知亮課長
「温かい光を灯しているので、芸術性を感じてもらいながら、久慈市の街も一緒に感じて冬の楽しみにしてほしい」

「こけし灯篭」は、12月26日まではアンバーホールで、2026年1月9日からは「道の駅くじ」など市内の施設で展示される予定です。

岩手めんこいテレビ
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