政府の経済対策の裏づけとなる補正予算案は11日、衆議院を通過する見通しです。
11日の予算委員会では、一般会計総額約18兆3000億円の補正予算案について、立憲民主党と公明党が組み替え動議を提出しました。
しかし、ほかの党の出した動議とともに否決され、政府提出の補正予算案が、与党と国民民主党、公明党の賛成多数で可決されました。
補正予算案は、このあと午後5時から開かれる本会議に緊急上程され、討論と採決が行われます。
与党などの賛成多数で可決され、参議院に送られる見通しで、会期中の成立は確実な情勢です。
一方、会期末は来週17日に迫っていて、与党が提出したものの成立のめどが立っていない衆議院の議員定数を削減する法案の行方が焦点となっています。