2024年7月から1年間の所得税に関する税務調査で申告漏れを指摘して追徴課税した総額が過去最高の1431億円だったことがわかりました。
国税庁によりますと、全国の国税局が指摘した2024年7月から1年間の所得税の申告漏れなどの件数は36万8727件で総額は9317億円に上りました。
申告漏れを指摘して追徴課税した総額は、1431億円で、前年度より33億円増え過去最高を更新しました。
国税庁は、AIを活用するなど効率的に調査を行った結果だとしています。
業種別で、1件あたりの申告漏れ所得金額(平均)が多かったのは、「キャバクラ」が4164万円、「眼科医」が3894万円と続いています。