スターフライヤーは10日、現在運休している北九州~台北線の定期便を2026年度中に運航再開すると発表しました。

運航再開が決まったのはスターフライヤーの北九州と台北の桃園を結ぶ国際線の定期便です。

再開は2026年秋ごろで、週3日程度で深夜・早朝帯での運航を予定していて、便数などは関係機関と調整の上、改めて発表するとしています。

スターフライヤーの国際線定期便は新型コロナ禍の2020年3月から運休していて、名古屋(中部)と台北の桃園を結ぶ路線は引き続き運休する見通しだということです。

運航再開の決定を受けて福岡県の服部知事は「この路線の約6年半ぶりの再開は、来年3月に開港20周年を迎える北九州空港の旅客路線再生への大きな一歩です。これまで、北九州市や苅田町等とともに再開を働きかけてきた本県にとって、大変うれしいニュースであります」とのコメントを出しました。

また北九州市の武内市長も「この就航が北九州空港の路線展開をさらに進展させ、本市と台湾、そしてアジア全体との交流を一層強化する契機となることを期待しています」とコメントしました。

県によりますと、2024年に台湾からは過去最多の約47万人が福岡県を訪れていて、24時間利用可能な北九州空港を活用することで、さらなる交流拡大に弾みがつきそうです。

テレビ西日本
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