高市首相が出席し、衆議院予算委員会で補正予算案の質疑が行われています。
国会記者会館から、犬伏凜太郎記者が最新情報を中継でお伝えします。
中国との対立が深まる中、高市首相は10日午後、アメリカのトランプ大統領との早期の首脳会談に意欲を示しました。
国民民主党・玉木代表:
4月にトランプ大統領が訪中しますが、その前に何らかの形でもう一度、日米首脳会談をやっていただきたい。
高市首相:
私がワシントンDCを訪ねてもいいし、できるだけ早期にお会いしたいなと考えております。
また日本維新の会は、議員定数の削減が国民の支持を得ていると強調しましたが、高市首相は慎重な答弁にとどまりました。
日本維新の会・阿部圭史議員:
議員定数削減の支持率、高市政権同等の7割超えでございます。民意は同法案を支持していると考えられる。
高市首相:
いろいろな政策について、国民の意見があると受け止めています。
一方、補正予算案について、与党側は11日、委員会と本会議で採決を行い、衆議院を通過させたい考えです。
――与党が過半数に届いていない参議院でも、補正予算案を可決・成立させられるのか?
つい先ほど、国民民主党の玉木代表が補正予算案に賛成する意向を示しました。
ガソリン暫定税率の廃止などが盛り込まれていることを評価したもので、補正予算の成立が確実な情勢となりました。