大相撲の冬巡業・広島場所に出場する力士たちが、平和への祈りを込め、原爆慰霊碑に献花しました。
10日朝、広島市の平和公園を訪れたのは、横綱・豊昇龍をはじめとした、大相撲・広島場所に出場する力士や巡業関係者など9人です。
力士たちは、広島市内の幼稚園に通う子どもたちから花束を受け取ると、順番に慰霊碑へ献花し、原爆で亡くなった人々に祈りをささげました。
今回の献花は、10日に開催された大相撲・広島場所に先立ち、平和に相撲が出来ることへの感謝を込めて行われたもので、先日の長崎での巡業でも平和公園に献花したということです。
【第74代横綱 豊昇龍】
「こういうことが二度と起きないように願っている」
【大関 ウクライナ出身 安青錦】
「すごく大変なことなんで、二度とそういうことが起きないように(献花した)」
【大関 琴櫻】
「私たちが(相撲を)日本の文化として発信していくことも大切ですし、日本を知ってもらうことでこういうことがあったというのを世界の皆さんにもお伝えできると思うので、たくさん発信していければいいと思う」