広島市中心部にある「基町アパート」のうち４階建ての住宅１６棟が廃止されることがわかりました。
広島市中区に立つ市営住宅「基町アパート」
１９５０年代から建設が始まり、戦後の復興を象徴する建物として広島のまちの歩みを見守ってきました。
広島市は１０日、この中でも老朽化が激しい４階建ての中層１６棟を廃止し解体する方針を明らかにしました。
１６棟には４３８戸あり入居者の転居後、取り壊しが行われる見通しです。
市は人口減少などにより、市営住宅の需要は減少すると見込んでいて、２０３５年度までに６００戸を廃止する計画です。
基町アパートはエディオンピースウイング広島の北側という好立地に位置し、今後の活用策も注目されることになりそうです。
