瀬戸内海で養殖のカキが死ぬ被害が相次ぐ中、カキの加工品をおいしく食べて養殖業者など関係者を応援しようというイベントがきょうから広島市内で始まりました。
【辰已麗キャスター】
「広島ならではの商品を取り扱うこちらのお店、その一角でカキ関連の商品が集められています。カキチャウダーに海苔、アヒージョ、手土産にもよさそうですね」
広島市中区のアンテナショップで10日から始まったのは「カキ応援フェア」です。
入り口の目立つ場所にブースを構え、カキの加工品、およそ20品を並べています。
東広島市にあるカキ専門店の「カキせんべい」や呉市の水産会社が製造した「カキの味噌煮」など、商品のラインナップは、バラエティに富んでいます。
瀬戸内海で相次ぐ養殖カキの大量死を受け、現時点で販売できるカキの加工品だけでも売り上げにつなげたいと商品を特集し、販促活動を強化することにしました。
【ひろしま夢ぷらざ・高本統夫店長】
「(カキ)はいまから旬を迎える時期ですので、生ガキを食べてもらいたいが、生産状況が読めないというところで、加工品がお土産で県内外の人に広く行きわたればと思う。広島のカキはナンバーワンなので、頑張っていこうという思いを伝えたい」
「カキ応援フェア」は商品が売り切れ次第、終了となります。