酒を飲んだ状態で車を運転した疑いで10日、福岡市の会社役員の男が現行犯逮捕されました。
博多警察署によりますと10日午前3時20分ごろ、福岡市博多区の大博通りで、覆面パトカーで巡回中の警察官がふらついて走行する普通乗用車を発見し、約700メートル追跡して停止させました。
運転していた男のろれつが回らず酒のにおいもしたため調べたところ、呼気から基準値の6倍近いアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは福岡市東区の会社役員、宮本慶鎬こと李慶鎬(イ・キョンホ)容疑者(43)で、調べに対し「仕事の帰りで飲んでいない」「飲酒していないのにどうしたらいいか分からない」などと話し、容疑を否認しているということです。
警察は飲酒したとみて量や経緯を詳しく調べています。