陸海空をつなぐ街作りに向けての実証実験が公開されました。
野村不動産や清水建設などは、海上に設置したヘリポートにヘリコプターが着陸する実証実験を、国内で初めて報道陣に公開しました。
使用したポートは、22メートル四方、重量は150~160トンで、約10日間と短い期間で設置できる構造になっているため、災害時など、緊急性の高い場面での活用や将来的な空飛ぶクルマの離発着場としての利用を想定しています。
また、自律航行する小型船や倉庫や物流施設で作業する自律式ロボットと連携するシステムの実証実験も進めます。
野村不動産・事業創発本部の佐藤颯太さんは、「陸海空を繋ぎながら、東京のベイエリア全体の発展に資するようなまち作りを展開していきたいと思っています」と話していました。
野村不動産は浮体式ポートを、2028年度までに一部社会実装することを目指しています。