遮断機が下りた踏切内に自転車で無理やり侵入し、遮断機が折れたにもかかわらず、そのまま逃走する人物の姿が防犯カメラにとらえられた。
遮断機が下りた3秒後…
北陸本線の福井県内区間を運行する「ハピラインふくい」は8日、福井・坂井市内の踏切で自転車の利用者がわざと遮断機を折って通行する事案が発生したと発表した。
ハピラインふくいが公開した映像には、警報音が鳴って遮断機が完全に下りた約3
秒後、勢いよく自転車が踏切内に侵入する様子が映っていた。
この危険行為があったのは、ハピラインふくい丸岡駅から福井方面に約200m離れたところにある踏切。
自転車に乗った人物は踏切の前で止まることなく、遮断機を折って線路を横断し、走り去っていった。
警鐘を鳴らすため映像を公開
ハピラインふくいによると、この映像が撮られたのは12月初旬。「このような行為は人命にかかわる重大な事故につながる」として、警鐘を鳴らす目的であえて映像を公開した。
同社は再発防止のためにも警察への被害届の提出と、遮断機を壊した人物への損害賠償請求を検討しています。
