1年間の企業の倒産件数が12年ぶりに1万件を超える見込みです。
帝国データバンクによりますと、2025年1月から11月までの企業の倒産件数は9380件で、前の年の同じ月より3.6%増えていて、年間では12年ぶりの1万件超えが見込まれるとしています。
そのうち家具小売店は、1月から11月までの倒産件数が27件にのぼり、すでに2024年の約2倍で、1年を通じた倒産が30件を超えれば、15年ぶりの高い水準になります。
帝国データバンクは、資材価格の高騰に加え円安進行による収益の悪化で、とくに個人向けの小規模な店舗の苦戦が目立っているとしています。