松江ゆかりの文豪・小泉八雲と妻・セツをモデルにしたドラマで、実際に使われた衣装や小道具などを紹介するイベントが島根県松江市で始まりました。
松江市のカラコロ工房では、12月8日朝、島根県の丸山知事などが出席してオープニングセレモニーが行われました。
このイベントは文豪・小泉八雲と妻・セツをモデルにしたドラマの放送に合わせ、2人が出会った地・島根・松江のPRにつなげようと県などが企画しました。
会場には、ドラマで実際に使われた衣装や小道具など約20点が並んでいます。
中村友香記事:
こちらの紫色の着物。見覚えある方も多いと思います。
実は、出演者が実際に着た衣装なんです。
こちらは、主人公の生みの母を演じた北川景子さんの衣装。
また、こちらは吉沢亮さん演じる師範学校の英語教師の衣装です。
会場には開幕とともにドラマのファンが訪れ、ドラマの世界に浸っていました。
来場者:
毎朝観ています。“3ばけ”くらいしてます。
ドラマの世界がマップの通りにあることが、(展示を)見てよりリアルに伝わってきました。
また丸山知事も会場を視察し、明治時代の県知事を演じる松江市出身の俳優・佐野史郎さんについてこんな感想も。
島根県・丸山知事:
Q.佐野史郎さんの方言について
(方言が)上手ですからね。
あんまり方言を入れすぎると分からなくなるので、全国の皆さんがわかる範囲で最大限、方言を入れていただいているなと。
会場には、ドラマゆかりのスポットを紹介する地図も展示され、県はこのイベントが八雲ゆかりのスポットに観光客が足を運ぶきっかけになればと期待しています。
このイベントは途中、一部展示を入れ替え、2026年3月31日まで開かれています。