大規模火災の影響が続く中、香港の議会選挙が行われ、投票率は過去2番目に低い水準でした。
香港の議会選挙は7日に行われ、民主派の候補者が不在なうえ、火災を巡って政府への不信感が高まる中、投票率は過去最低だった前回を上回ったものの、31.9%にとどまりました。
開票作業が終了し、親中派が議席を独占する結果になりました。
選挙結果を受けて李家超行政長官は、「困難な時期に選挙が成功裏に行われたことは重要な意味を持つ」とコメントを発表しました。
一方、火災現場近くでは手向けられた花やメッセージが7日深夜に一斉に撤去されました。
メッセージには政府に批判的な内容のものも含まれていて、当局が市民の不満を抑えようとしているとみられます。