岩手県内でクマの出没が相次ぐなか、2025年度3回目となる狩猟免許の試験が12月7日に岩手県滝沢市で開かれました。
受験者数は令和元年以降最多となりました。
狩猟免許は都道府県知事が交付するもので、県では年3回の試験を実施しています。
7日は「わな猟」や火薬を使った銃を扱う「第一種銃猟」などの試験が行われ、狩猟に関する法律などの「知識」や道具の扱い方について確認する「技能」などについて出題されました。
県によりますと、7日の受験者数はあわせて254人で令和元年以降最多となりました。
受験者
「子どもが居るんですけど、小学校の周りにクマが多いので受けました」
「駆除することによって地域の安全が高められればいいと考えている」
県自然保護課 引屋敷努総括課長
「狩猟免許取得される方、所持する方が増えている。野生鳥獣被害、特にクマの影響があるのではないか」
試験の結果は8日の夕方、県のホームページで公表されます。