倉敷市は、建設を進めていた防災危機管理センターがほぼ完成し、2026年1月から一部で業務を開始すると発表しました。
倉敷市防災危機管理センターは、2023年6月から市役所北側の敷地内に建設が進められていたものです。総事業費は約81億円で鉄筋コンクリート地上3階建て、延べ面積は約6200平方メートルあり、外観は本庁舎に合わせて白壁とれんがのタイルのデザインとなっています。
液状化対策に加え震度7クラスの地震にも耐えられる免震構造を採用しています。2026年1月13日から防災危機管理室と水道局が移転し業務を開始、2月2日に消防局が移転し全体での業務を始めます。
事務スペースや会議室、防災資材倉庫を備え、災害時には自衛隊や他の自治体からの応援職員の活動拠点となります。
(倉敷市 伊東香織市長)
「平成30年7月豪雨災害の教訓を踏まえ様々な防災への対応が出来る司令塔の機能の建物、日頃からはいろんな研修等も行っていく場所として活用していきたい」
12月23日には建物の竣工式が行われる予定です。