瀬戸内海で養殖カキの大量死が発生している問題を受け
岡山県の伊原木隆太知事は7日
瀬戸内市の漁協を訪れ現場を視察しました。

午後2時ごろ、伊原木知事が瀬戸内市邑久町の漁協を訪れ
7日に水揚げされたばかりの養殖カキの成育状況を確認しました。

(伊原木隆太知事視察の様子)
「ちゃんとしたものが珍しそう。開いてしまっているものが
 (中身がない)ということですよね。入っているのを探す方が難しい。」

この漁協では現在、「2年もの」と「3年もの」の9割程度が死んでいて
例年ほとんど死ぬことがないという
「1年もの」もその半数が死んでいるということです。

県水産課によると
海水温が高かったことが原因の1つとして考えられるものの
不明な点は多く、現場からは不安の声が上がっています。

(岡山県伊原木隆太知事)
「状況と悪化するスピードにかなりショックを受けている。
 それぞれの組合の皆さんと連絡を取りながらも
 すべきことができているかチェックしていきたい」

県では引き続き原因究明を進めるとともに
今後必要な対策も講じていきたいとしています。

岡山放送
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