津山を舞台にした短編映画のお披露目です。美作市育ちの大谷健太郎監督が手掛けた「キセキが、はじまる。」が12月6日初公開されました。
この映画は、地域の魅力を発信しようと津山の経済界など民間有志による美作の国映画プロジェクトが企画しました。
俳優・林勇輝さんが主演を務め、真庭市出身の歌手で俳優の岸田敏志さんが出演しているほか、大谷監督が指導した演技講座「美作ノ国演技塾」の受講生や市民も映画づくりに関わりました。
物語は、津山で映画制作を依頼された若手監督がまちを巡りながら人との出会いを重ねていく35分のヒューマンドラマで、江戸時代の面影が残る城東地区やパワースポットとして知られるサムハラ神社など津山ならではの風景が映し出されています。
上映後には大谷監督とこの映画に特別出演した岡山県の伊原木知事が「映画が地域にもたらす効果などについて」語り合いました。
(観客は…)
「津山の良いところがすごく出ていて感動。津山が好きなので」
(美作の国映画プロジェクト 芦田雅嗣会長)
「大きなスクリーンで私たちの住む地域が流れるのは非常にうれしいし、誇りにつながるのでは」
映画の上映は12月7日も行われ、出演者によるトークイベントも予定されています。