熊本市の大西市長は5日、過去最大となる40%のプレミアム率を付けた商品券発行支援経費など合わせて104億円に上る予算案を追加提案すると明らかにしました。

プレミアム付き商品券は早ければ年度内にも発行できるよう検討を進めています。

【大西市長】
「今回40%と、非常にプレミアムな付加価値を付け制度設計し予算化した。生活の少しでも足しになれば、と同時にそれがきっかけとなって消費拡大につながっていくようにしたいと考えている」

これは国の閣議決定に基づくもので、大西市長の表明によりますと、追加予算案の総額は合わせて104億円に上ります。

内訳は、商店街などの団体や企業が実施するプレミアム付商品券事業への支援経費として15億円。この商品券のプレミアム率は過去最大の40%としていて、1万円分の商品券を購入した場合、1万4000円分の買い物ができることになります。

このほか、子育て世帯への物価高対応応援手当として子ども1人当たり2万円を支給する経費に約27億4000万円。さらに道路や河川整備など国土強靭化推進事業に約62億円を計上。これは熊本西環状道路・砂原工区の整備などに充てる方針です。

【大西市長】
「インフラの整備を加速させていく。(砂原工区の)用地買収とかいろんなものがあるので、そういったものに使えるようにした」

テレビ熊本
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