プレスリリース配信元:株式会社NEXER
株式会社NEXER・選挙カー活動での候補者への印象に関する調査

■選挙カーで候補者の何に注目する?
選挙期間中、選挙カーは有権者が候補者と接する貴重な機会です。
演説の熱意や立ち振る舞いから人柄を感じ取る場でもありますが、多様な情報源がある現代、有権者は選挙カーの発信から具体的にどの点に注目し、何を判断材料としているのでしょうか。
ということで今回は株式会社グリーンオートと共同で、事前調査で「選挙期間中に選挙カーを見かけたことがある」と回答した全国の男女500名を対象に「選挙カー活動での候補者への印象」についてのアンケートを行いました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社グリーンオートによる調査」である旨の記載
・株式会社グリーンオート(https://green-auto.jp/)へのリンク設置
「選挙カー活動での候補者への印象に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月5日 ~ 11月26日
調査対象者:事前調査で「選挙期間中に選挙カーを見かけたことがある」と回答した全国の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:選挙カーを見かけたとき、どんな印象を持ちますか?
質問2:選挙カーでの活動(名前の連呼・政策の呼びかけなど)を投票先の参考にしたことはありますか?
質問3:どんな点を参考にしましたか?
質問4:選挙カーの活動で候補者への印象が変わったことはありますか?
質問5:選挙カーの活動で候補者への印象がどのように変わったことがありますか?
質問6:印象のいい選挙カーはどんな選挙カーですか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■33%が、選挙カーを見かけたとき、受けた印象は「街の雰囲気が選挙ムードになる」
まず、選挙カーを見かけたとき、どんな印象を持ったかを聞いてみました。

33%の方が「街の雰囲気が選挙ムードになる」と回答し、季節感を喚起する役割を果たしています。
しかし、「とくに何も感じない」も35%と最も多く、半ば日常の風景として認識されています。
候補者が「一生懸命に感じる」のは17%に留まり、騒音や形式的な活動と捉えられている側面もあるようです。
■10.4%が、選挙カーでの活動を投票先の参考にしたことが「ある」
次に、選挙カーでの活動(名前の連呼・政策の呼びかけなど)を投票先の参考にしたことがあるかを聞いてみました。

選挙カーの活動を投票先の参考にした経験は「ある」がわずか10.4%に留まりました。
しかし1割以上の方の投票先に影響していると考えると、かなり大きな効果があるようです。
続いて、どんな点を参考にしたのかを選択してもらいました。

選挙カーの活動を参考にした方10.4%は、候補者の話し方・印象が53.8%と政策や公約の説明内容が48.1%の2点が重視されています。
何を言うか政策とどう伝えるか印象の両面が、少ないながらも直接的な接触を通じて判断されていることを示します。
熱意やマナーも重視され、候補者の方となりを測る場となることが分かります。
■15.4%が、選挙カーの活動で候補者への印象が変わったことは「ある」
次に、選挙カーの活動で候補者への印象が変わったことはあるかを聞いてみました。

選挙カーの活動で候補者への印象が「変わったことはある」と答えたのは15.4%でした。
約6人に1人にとっては、既存のイメージを修正したり、候補者への興味を持つきっかけを与える作用はあると言えます。
次に、選挙カーの活動で候補者への印象が変わった理由をくわしく聞いてみました。
選挙カーの活動で候補者への印象が変わった理由は?
・よく知らない候補だったが、家のすぐ近くで選挙カーをとめて演説を始めた時に、ここまで来る候補はなかなかいないので感心した。投票先はその人に入れた。(30代・女性)
・自ら動いて宣伝しているので、実際に耳聞きして応援したいなという印象を持ちます。(30代・女性)
・明るく挨拶してくれて嬉しかった。(40代・女性)
・本人が街の中を駆けずり回って活動しているというのは好印象持ちます。この街のために頑張ろうという意欲に感じられて投票したくなります。(40代・男性)
・候補者の名前を連呼するだけじゃなく、入っている地域に関することを話しながら走行していると、よく勉強しているなと思う。(50代・女性)
・ただ名前を連呼するだけでなく、一人ひとりに頭を下げ、手を振り、自説を述べる候補者には感心した。(60代・男性)
選挙カーの活動は、候補者への印象を好転させる効果を持っています。
有権者は、「家の近くまで来て演説した」「一人ひとりに頭を下げて手を振る」といった、候補者自身の「積極性」と「丁寧さ」を高く評価しています。
名前を連呼するだけではなく、「地域に関することを話す」「自ら駆けずり回る」姿勢から、「地域への熱意」や「よく勉強している」と感じ、「この街のために頑張ろうという意欲」として伝わることが分かります。
選挙カー活動は、候補者の人柄や地域への真摯な思いを伝える貴重な機会となるようです。
次に、印象の良い選挙カーとはどのようなものかをくわしく聞いてみました。
印象の良い選挙カーとは?
・静かに騒がず手振るなどです。(30代・女性)
・路地裏の狭い住宅地の中まで隅々回って挨拶してくれる。(30代・女性)
・終始嘘の笑顔ではない立候補する議員です。素の人間性を拝見します。(50代・男性)
・通る道によって話し方や声の音量を変えて気遣える人が乗っている選挙カー。(50代・女性)
・丁度良い音量で所属と名前を中心に宣伝する、長文的になると疲れるし動いているので切り抜きになりわからなくなる。(60代・男性)
・マナーを守って長時間滞在しない選挙カー。家の近くで大音量で演説されると溜まったもんじゃない。(60代・男性)
・うるさくせずにゆっくりとしゃべる人は感じがいいです。(60代・男性)
有権者が評価する「良い選挙カー」の第一条件は、「静かさ」と「周囲への配慮」です。
ただ名前を連呼するのではなく、「うるさくせずにゆっくり話す」「音量を変えて気遣う」など、TPOを守った活動が求められています。
さらに、「路地裏まで回る」積極的な姿勢や、候補者自身の「嘘ではない笑顔」「素の人間性」といった誠実さが重要視されています。
活動内容においても、「丁度良い音量で名前と所属を中心に簡潔に伝える」ことが望まれ、有権者の生活を尊重した「マナーの良さ」が、候補者の人となりを測る重要な判断基準になっていることが分かります。
■まとめ
今回は、選挙カー活動での候補者への印象に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
1割以上の方が選挙カーを投票先の直接的な参考にしているようです。
そして約6人に1人は印象が変わったと回答しており、活動の「質」が重要であるようです。
有権者は、「候補者の話し方・印象」と「政策の説明内容」を重視し、何を言うかとどう伝えるかの両面から候補者を判断しています。
好印象を与える条件は、「周囲への配慮(静かさ)」と「誠実さ」です。
「路地裏まで回る積極性」や「嘘のない笑顔」、「音量を調節する気遣い」など、有権者の生活を尊重したマナーの良さが、候補者の人柄を測る重要な基準のようです。
選挙カーは、候補者の熱意と人となりを伝えるための対話の機会として機能していると言えます。
選挙で市民に直接アピールできる選挙カーを利用するなら、選挙カーの制作やレンタルを行う業者に相談してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社グリーンオートによる調査」である旨の記載
・株式会社グリーンオート(https://green-auto.jp/)へのリンク設置
【株式会社グリーンオートについて】
所在地:〒258-0016 神奈川県足柄上郡大井町上大井262-4
TEL:0465-83-3318
代表者:若狭 侍郎
URL:http://www.green-auto.jp/
事業内容:選挙カー、移動販売車、イベントカー等のレンタル
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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