陸上自衛隊与那国駐屯地に2026年度、新たな電子戦部隊を配備するとして、防衛省は4日、住民説明会を開きました。
上地町長は受け入れについて「致し方ない」とする見解を示しました。
4日の住民説明会で防衛省は、2026年度、与那国駐屯地へ敵の航空機のレーダーを妨害・無力化する「対空電子戦部隊」を新たに配備する方針を示し、「抑止力のための装備」だと強調しました。
住民からは、電磁波による環境への影響や、有事において部隊が攻撃の標的となるなど懸念の声が挙がりました。
上地町長は、情報開示は説明会で果たせたとして配備を容認する考えを示しました。
与那国町 上地町長:
これは私が選挙する前からもう決まっている話しであったんですね。そういう意味では、もう致し方ない事なのかなと思っています
防衛省は電子戦部隊の配備のほかにも、ミサイル部隊の配備も計画していて、上地町長は、「まだ具体的な説明を受けていない、説明を聞いて判断したい」と述べました。