トイプードルなどの小型犬を無登録で販売した疑いで福岡県久留米市のペット販売業者の男など2人が4日、逮捕されました。

動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは久留米市のペット販売業、福良騰真容疑者(34)と福岡市博多区のペット販売業者従業員の丸山颯太容疑者(23)です。

県警生活経済課によりますと2人は共謀し8月、久留米市長と福岡市長の登録を受けずに福岡市の女性など3人にトイプードル(18万円)やマルプー(14万円)などの小型犬を販売した疑いが持たれています。

動物愛護法では動物の販売を行う際に事業所で客に動物を見せる必要がありますが、2人は客の自宅などを訪れその場で販売していたとみられています。

販売する小型犬はオークションで安価で購入したり、知人から無償で譲り受けたりしていたということです。

6月に久留米市から警察に情報提供があり発覚しました。

警察は2人の認否を明らかにしていません。

警察は2人が2024年12月から2025年10月にかけて、九州の53人の客に対し計61匹の小型犬を販売し計960万円を売り上げたとみて実態を詳しく調べています。

テレビ西日本
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