県内は雪が降ったものの、4日も各地でクマの目撃が相次いだ。
4日午前6時50分ごろ、三川町助川の寺の近くで、近くに住む住民が体長約1メートルのクマを見つけて110番通報した。
クマは寺から北側の農地の方へ逃げて行った。
警察がその後、周囲をパトロールしたが、クマの姿は見つからなかったという。
山形市では、4日正午ごろ、車を運転していた人が釈迦堂地内の馬見ヶ崎川河川敷で、茂みの中を歩くクマ1頭を見つけて市に通報した。
大きさは不明だが、クマは川の上流へ向かって歩いていたという。
県内ではこのほか、鶴岡市などでもクマの目撃情報が寄せられている。
県などは「雪が降ってもクマは出没するおそれがある」として、県民に対し警戒するよう呼びかけている。