秋田県北秋田市で捕獲された野生のイノシシが豚熱に感染していることが分かりました。
県によりますと、11月24日に北秋田市で野生のイノシシ2頭が捕獲され、県立大学で遺伝子検査を行ったところ、12月3日に2頭が豚熱に感染していることが分かりました。
県内での豚熱の確認は20例目と21例目です。
イノシシの捕獲場所から半径10キロ以内には養豚場がありますが、これまでに異常は確認されておらず、県内で飼育されているブタは豚熱ワクチンを接種しているため、移動や出荷に制限はありません。
豚熱はブタやイノシシが感染する病気で人にうつることはなく、仮に感染したイノシシの肉などを食べても健康に影響はないということです。