高校スポーツの全国大会に出場する秋田県の代表校を紹介する企画。8日は全国高校サッカー選手権に挑む秋田商業です。

4年ぶりに全国高校サッカー選手権の出場を決めた伝統校、秋田商業。10月の県大会の決勝では、明桜に逆転で勝利し、夏に続く全国切符を手にしました。47回目の出場は全国最多です。

小林克監督:
「ことしのチームは3年生のまとまりがあって、そのまとまりが守備の面で出ている」

チームの強みは“粘り強い守備”で、その中心を担うのは2人の3年生です。

1人目は主将を務める村田珀選手。最終ラインからチームをまとめあげます。

村田珀主将:
「ディフェンダーはチーム全体が見えるので、指示の声を多く出し、ラインの上げ下げをしっかりしたい」

もう1人はゴールキーパーの石川創万選手。ガッツあふれるプレーでゴールを守り抜きます。

石川創万選手:
「自分が守備の要になって、最後までゴールにボールがいかないよう泥臭く守っていきたい」

さらに2025年のチームは、下級生の活躍が光ります。ミットフィルダーの1年生の原田惇平選手は、県大会決勝で勝ち越しゴールを決めました。

原田惇平選手:
「たくさんボールを受けて、チームの流れを変えるようなプレーをしたい」

チームのスローガンは「良い守備から良い攻撃へ」。磨き上げた伝統の守備で全国の強豪に挑みます。

村田珀主将:
「インターハイで1勝することができたので、選手権でも1勝2勝して秋田商業の名前を全国に知らせたい。秋田商業はどんな相手よりも多く走るサッカーが魅力。どんなチームが来ても多く走って、最後まで走り抜くサッカーをしたい」

秋田商業は2回戦から登場し、過去3度の優勝を誇る2024年大会ベスト4の強豪校、東福岡(福岡)と31日に対戦します。

秋田テレビ
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