データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

プレスリリース配信元:株式会社FLIE

衣替えのタイミングが数週間後ろ倒しに、住宅では半数以上が収納不足に悩む実態も

<調査結果サマリー>
1)昨今の気候変動を受け、71.2%が衣替えの時期ややり方に変化があったと回答。
2)例年の衣替え時期は10月中旬(23%)が1位、10月上旬(21.2%)が2位と10月前半に集中していたが、今年は10月下旬(37.2%)の実施が最多得票で数週間後ろ倒しになっている。
3)衣替えの判断基準はカレンダーではなく「気温の体感」(56.3%)、「天気予報の最高/最低気温」(34.6%)など、体感や気温に基づいた判断が主流に。
4)53.4%が自宅の収納に「不足を感じる」と回答。解決策としては「モノを減らす」(67.8%)が圧倒的多数。
中古住宅の売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」および不動産DX支援事業を展開する株式会社FLIE(本社:東京都中央区)は、住まいや暮らしに関する様々な“気になるコト”を調査する「フリエ住まい総研」を立ち上げ、Webマガジン「FLIE magazine」上に調査結果を公表しております。
今回は「イマドキの衣替えに関する意識調査」について、国内在住で18歳以上の方かつ、今年衣替えを実施した/もしくは実施予定の方500名を対象にその実態を調査いたしました。




今年は日本歴代最高気温を更新するほど異例の猛暑に見舞われ、秋からも長く厳しい残暑となりました。気温の変化によって秋冬の衣替えのタイミングや方法にも変化があったのではないかという仮説のもと、フリエ住まい総研では、イマドキの衣替えに関する意識調査を実施しました。本調査では、衣替えの時期や手段、収納など住まいとの関係にも触れています。

調査結果内訳
まず始めに、例年、春夏から秋冬の衣替えをする時期についてお伺いしました。



<Q1. 例年、春夏→秋冬の衣替えをするのはいつ頃ですか。>
・10月中旬 23%
・10月上旬 21.2%
・決めていない 20%
・10月下旬 18.2%
・11月以降 10.2%
・9月下旬 5.4%
・9月中旬 1.8%
・9月上旬 0.2%

例年の衣替え時期については、10月上旬(21.2%)が一番多く、10月中旬(23.0%)を合わせ、44.2%の方が10月の前半の時期に実施していることが分かりました。また、特に時期を決めていない方も2割ほど見受けられました。

続いて、今年、春夏から秋冬の衣替えをする時期(する時期)についてお伺いしました。




<Q2. 今年、春夏→秋冬の衣替えをした時期(する時期)はいつ頃ですか。>
・10月下旬 37.2%
・10月中旬 23%
・11月以降 17%
・10月上旬 14.8%
・決めていない 6%
・9月下旬 1.6%
・9月中旬 0.4%
・9月上旬 0%

今年の衣替え時期は、最も回答が多かったのが10月下旬(37.2%)となり、例年の最多得票である10月中旬から後ろ倒しになっていることが分かりました。また、11月以降(17%)の得票率も例年から伸びており、今年は衣替え時期が全体的に遅くなっていることが分かります。これは、記録的な残暑の影響が衣替えに直接現れていると考えられます。

続いて、衣替えの変化についてお伺いしました。




<Q3. 夏~初秋の厳しい残暑で、衣替えの時期ややり方は例年に比べ変わりましたか。>
・はい 71.2%
・いいえ 22%
・わからない 6.8%

夏から初秋にかけての厳しい残暑が衣替えに影響したかという問いに関して、「はい」と回答した方が71.2%に上り、多数の人が気候変動による衣替えへの影響を実感していることが判明しました。

さらに、Q3で「はい」と回答した方に具体的な変化についてお伺いしました。




<Q4.衣替えはどのように変わりましたか。(複数回答可)>
※Q3で「はい」と答えた方のみ回答
・時期を遅らせた 42.9%
・夏物を一部常備しておく 28.3%
・段階的に小分けに実施 18.6%
・衣替えをやめ通年ミックスに 5.1%
・収納場所の見直し 2.4%
・新規購入の見直し 2.4%
・外部保管を活用 0.2%
・その他(フリーアンサー) 0.2%

【その他(フリーアンサー)の一部回答】
・秋服と冬服を出す間隔が1週間しかなかった

具体的な変化については、「時期を遅らせた」(42.9%)が最も多く、次いで「夏物を一部常備しておく」(28.3%)、「段階的に小分けに実施」(18.6%)となりました。この結果から、多くの人が気温の変化に応じて衣替えの時期を遅らせたり、夏物を常備したりするなど、より柔軟な運用へとスタイルを変化させている傾向が見て取れます。また、フリーアンサーでは「秋服と冬服を出す間隔が1週間しかなかった」という声もあり、急な寒暖差に対応する苦労が伺えます。

続いて、衣替えの時期を決める主な判断基準についてお伺いしました。




<Q5. 衣替えの時期を決める主な判断基準を教えてください。(複数回答可)>
・気温の体感 56.3%
・天気予報の最高/最低気温 34.6%
・カレンダー 3.1%
・電気代・空調の使い方 2.5%
・制服などの衣替えにあわせて 1.5%
・衣類の痛み・汚れ 1.5%
・その他(フリーアンサー) 0.4%

【その他(フリーアンサー)の一部回答】
・お彼岸が過ぎた頃
・気温などで「寒いし、夏物を着る気分ではないな」と感じる日が増えたから
・一度洗濯をしてからが良いので、一気に洗濯ができる休日の天気を確認する

衣替えの時期を決める判断基準は、「気温の体感」(56.3%)、「天気予報の最高/最低気温」(34.6%)の気温にまつわる回答が約9割を占めました。「カレンダー」(3.1%)や「制服などの衣替えにあわせて」(1.5%)といった固定的な要素を大きく上回り、リアルタイムの気温情報や自身の体感を重視していることが分かります。フリーアンサーでも「寒いし、夏物を着る気分ではないなと感じる日が増えたから」といった体感に基づいた判断基準が挙げられています。

続いて、自宅収納にまつわる事柄についてお伺いしました。




<Q6. 自宅の収納について、“物理的な余裕はありますか。>
・やや不足 41.6%
・ちょうど良い 22.8%
・やや余裕がある 20%
・かなり不足 11.8%
・かなり余裕がある 3.8%

自宅の収納については、「やや不足」(41.6%)と「かなり不足」(11.8%)を合わせ、過半数を超える53.4%が物理的な余裕がないと感じており、半数以上の人が収納不足に悩んでいる実態が明らかになりました。

さらに、収納に関してどのような解決策を取ったか(取りたいか)についてお伺いしました。




<Q7. どのような解決策を取りましたか/または取りたいですか。>
・モノを減らす(処分・寄付・フリマ出品) 67.8%
・収納用品の追加(衣装ケース・吊り下げ・仕切り・圧縮袋) 10.2%
・レイアウトの見直し(動線最適化・収納付き家具への置き換え) 6.8%
・デッドスペースの活用(天袋・壁面・ベッド下・扉裏 など) 6.2%
・収納家具の追加(チェスト・ハンガーラック・ワードローブ) 3.2%
・既存収納の改修(可動棚追加/棚板増設/ハンガーパイプ追加/扉を引き戸化 など) 1.4%
・住み替え・面積拡張の検討1.4%
・家族内の運用ルール見直し(保管場所の固定・衣替え頻度・担当分担)1.2%
・その他(フリーアンサー)0.8%
・小物類の外部化(季節寝具・スーツケース などを別保管)0.6%
・オフシーズン品の外部化(宅配保管・トランクルーム) 0.4%
・デジタル管理(持ち数の可視化・写真カタログ化で重複購入防止) 0%

収納に関する対策・解決策としては、「モノを減らす(処分・寄付・フリマ出品)」(67.8%)が圧倒的多数となりました。この結果から、収納場所の見直しである「収納用品の追加」(10.2%)や「収納家具の追加」(3.2%)よりも、衣類数の見直しや、そもそも物を増やさないという意識が主流であることが分かりました。フリーアンサーでも「必要かつ絶対に着るだけの服を買う。」といった、新規購入を控えることで衣類数をコントロールしようとする意識が垣間見えます。

最後に、自宅の収納で特に使いづらいと感じるものについてお伺いしました。



<Q8. どのような解決策を取りましたか/または取りたいですか。>
・奥行きが深い/浅すぎる 34.4%
・ハンガーパイプが不足 18.2%
・湿気・結露が多い 14.4%
・動線が悪い 11%
・高さが足りない 8.6%
・内部が暗い 8%
・開口(間口)が狭く 3.2%
・その他(フリーアンサー) 2.2%

【その他(フリーアンサー)の一部回答】
・家族の人数のわりには収納容量が少ない
・狭いので量が入らない
・収納場所に入りきらず、服などが部屋に溢れている。その溢れた服をタンスの周辺に置いてある為、タンスの引き出しが 開けられない

自宅の収納で特に使いづらいと感じる点は、「奥行きが深い/浅すぎる」(34.4%)が最多で、収納スペースの「構造」や「使い勝手」も大きな課題となっていることが示唆されます。フリーアンサーでは「タンスの周辺に服が溢れて、タンスの引き出しが開けられない」といった、収納スペースそのものの問題だけでなく、動線や生活空間にまで影響が及んでいる切実な声も聞かれました。

調査概要
調査方法: インターネット自社調査
調査対象: 国内在住で18歳以上の方かつ、今年衣替えを実施したor実施予定の方 500名
調査時期: 2025年11月
当記事およびイラストの著作権は株式会社FLIEに帰属しますが、以下の利用条件を満たす方はご自由にデータを活用いただけます。なお、データご活用の旨ご一報をいただけますと幸いです。

◆当社が出典元である旨として以下クレジット明記をお願いいたします
クレジット:株式会社FLIE 「フリエ住まい総研」

◆「フリエ住まい総研」へのリンク掲載をお願いいたします(媒体特性により難しい場合はその限りではありません)
フリエ住まい総研URL: https://flie.jp/magazine/category/features/research/

企業概要
株式会社FLIEは「不動産業界の新しい常識へ」をビジョンに、不動産売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」を運営しております。また、不動産売買に関わる業務のデジタル化や、業界全体の効率化への貢献といった新たな価値創造にも取り組んでおります。

会社名:株式会社FLIE
代表者:代表取締役社長 井上 正賀
本社所在地:東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル3F
設立:2019年11月
資本金:1,000万円
主な事業:不動産売買プラットフォーム事業、不動産DX支援事業
URL:https://flie.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

PR TIMES
PR TIMES