福岡市のJR博多駅に九州初となる「多機能ロッカー」が登場しました。
その用途は荷物を預けるだけではありません。
◆記者リポート
「博多口側の連絡通路です。今回導入されたこちらのロッカー。専用のウェブサイトと連携してさまざまなサービスを利用することができます」
12月3日、JR博多駅に設置されたのは多機能ロッカー「マルチエキューブ」。
すでに首都圏など600カ所以上に設置されていますが、九州では初めての導入です。
荷物の預け入れに加えて、ロッカーの事前予約(専用サイトから最大 1 ヵ月先の日のロッカー事前予約が可能)や、宅配荷物の再配達の受け取り、さらに発送まで可能です。
使い方はこれだけではありません。
ロッカーの一部には冷蔵機能が付いていて、新幹線で新鮮な魚や野菜を直送するJR九州のサービス「つばめマルシェ」と連携し、専用サイトで購入した商品を受け取ることができます。
◆福岡市の女性
「仕事終わりの遅い時間でも受け取れるというのは非常に魅力的だと思う」
また、ロッカーに荷物を入れておくと、その日のうちに宿泊するホテルへ届けてくれるサービスも。
JR九州は、「駅の利便性向上や手ぶら観光の促進などにつなげたい」としていて、主要な駅などへの設置拡大も検討しています。