広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する夢キラリ。今年10月に行われた国民スポーツ大会のボクシング競技少年男子ミドル級で準優勝に輝いた、崇徳高校ボクシング部 藪大樹くん(高1)にインタビューしました。
―大会を振り返ってどうでしたか?―
決戦の相手がインターハイチャンピオンだったので、楽しんで戦おうという気持ちでした。1ラウンド目は自分も良いボクシングができてポイントを取れたかなと思ったんですけど、2,3ラウンドでは相手も 3年生の意地もあって、どんどん前に来られて相手のほうがクリーンヒットが多くてプレッシャーもあったので、だいぶおされてました。自分的にはボコボコにされた感じでした。
―試合の主導権を握るためのボクシングスタイルは何ですか?―
相手を懐に入らせないようにするフェイントと、カウンターです。
フェイントをかけたら相手は怖がって懐に入れなくなります。そこで相手が不用意なパンチを打ってきたら、よけてカウンターを打ちます。そうすればクリーンヒットやポイントを取りやすいかなと思います。
インターハイ、全国選抜、国スポで「絶対俺が優勝する!」と思ってやっています。
―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―
「全力で試合を楽しめ」で、お母さんに言われた言葉です。
土日の崇徳への送り迎えや学校のお弁当を作ってくれて、いつも目玉焼きや肉がしっかり入っていて、めっちゃ美味しいです。最高のお母さんです。
試合前には絶対にこの言葉を言ってくれて、お母さんは「勝ち負けは関係なく、楽しんだらいいよ」という感じなので、自分がいつも練習でやっていることを発揮すれば100点かなと思っているので、身体がちょっと軽くなって「よし!行こう」という気持ちになります。
金メダルを獲って、お母さんや家族にかけてあげたいです。
―将来の夢について教えてください―
オリンピックに出場して金メダルを獲ることです。
夢キラリはTSSで毎週月曜よる8時54分から放送しています