小国町発注の公共工事の入札をめぐる贈収賄事件で、起訴された小国町の前の建設課長ら2人が大筋で容疑を認めていることがわかりました。

この事件は、町の建設課長を務めていた、小野 昌伸 被告(61)と町の建設会社の社長 伊藤 英志 被告(60)が逮捕・起訴されたものです。

起訴状などによりますと、小野被告は、町が発注した土木工事などの指名競争入札に、小国町建設業協会に所属する『伊藤組』など9社を選定。

その謝礼として、伊藤被告から県内の飲食店などで29回にわたり、合わせて52万円相当の接待を受けた罪に問われています。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、複数の関係者によりますと2人は容疑を大筋で認め保釈されているということです。

この事件をめぐっては、小国町は小野被告が起訴されたことを受け、休職処分としています。

テレビ熊本
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