この冬一番の寒気の影響で、山陰地方は3日午後から断続的に雪や雨が降っています。
4日の朝は、若桜町など鳥取県東部の山間部で積雪を記録しました。
標高約250メートルの若桜町では…。
作野俊介記者:
午前8時半です。雪が降り続いていて歩道などが真っ白になっています。
これは山陰地方の上空約1500メートルに、3日夜から4日朝にかけこの冬最も強い氷点下9℃前後の寒気が流れ込んだためです。
鳥取県の山間部を中心に雪が積もっていて、午前9時の時点で智頭で11センチ、大山で15センチ、隠岐の西郷で3センチを記録しています。
町民:
雪が降ってもらわないと、スキー場があるので。
若桜町としては恵みの雪だと思います。
あんまり降りすぎるのも困りますが、適度に降ってほしい。
また4日朝の大山でも、一夜明けて辺り一面が銀世界となっていました。
山陰地方では強い寒気のピークは過ぎ、4日午後は一旦小康状態となりますが、5日も寒気の影響が残り、島根県では朝にかけて鳥取県では昼前にかけて雪や雨が降る見込みです。