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500種類以上のオリジナル酒を展開するオンライン酒屋「クランド」。 日本酒やワイン、梅酒、ウイスキーなど、ジャンルを超えて“新しいお酒の価値”を届けている。中でも異質なのが1本11万円(税込)で販売する焼酎が「神響 shinkyo 50年」である。


造り手は愛媛県四国中央市にある酒蔵「梅錦山川」。その蔵の中で人知れず、ひそかに50年という歳月をかけて熟成された“正調粕取り焼酎”こそ「神響」だった。

人の手によってつくられたお酒でありながら、人の手を超えた“時間”が仕上げた1本は、人智を凌駕する味わいを生み出す。1本11万円(税込)の価値を持ちながらも、多くの人を魅了し続けるそのお酒の正体に迫った。

50年前、一つの焼酎が生まれた。

梅錦山川の歴史は明治5(1872)年から始まる。川之江地域を潤す金生川で水車を使った製油業を営んでいた。その副業として精米を始め、その後酒造りに着手したことが酒造りの始まりだった。

神響の物語のはじまりは、1974年にまでさかのぼる。先代の社長は好奇心旺盛で、とにかく「磨き抜かれた日本酒を造ろう」と当時まだ珍しかった30%精米の日本酒を造ったり、地ビールブームの全国で初の地ビール製造の内免許を受けたりと、新しいことへの挑戦を惜しまなかった。


そんな中、挑んでいたのは「兜釜(かぶとがま)式蒸留」という古式製法でつくる酒粕焼酎づくり。室町時代ごろに伝わった技術といわれており、明治以前まで用いられていたが、現在この釜を使う蔵はほとんどいないと言われている。


清酒を造る際に生じる「酒粕」から造られる焼酎は江戸時代初期に広がったとされていて、兜釜式蒸留でつくる「正調粕取焼酎」は、酒粕と籾殻を混ぜたものをせいろに広げ、兜釜の蒸気で蒸し、 上がってくる蒸気を再度集めて蒸留する……という気の遠くなるほど手間のかかる工程を経て、生み出されていた。


籾殻(もみがら)を混ぜることから生じる独特の強い香りは、当時多くのファンを生んだ。一方で時代が変わると愛飲家の数は減っていき、やがて蒸留機は蔵の奥で眠るようになっていった……。

寝かせる程に、深みが増す。その時を信じて

時は平成16(2004)年、先代社長は兜釜(かぶとがま)式蒸留器でつくられ酒粕焼酎が眠る一つのタンクの存在を思い出した。


タンクを開け、ひと口。すると目の前に広がったのは、かつての粕取り焼酎の強烈な香りとはまるで別物。驚くほどまろやかで丸みのある香り、そして深みを増した味わい……。


「元の粕取り焼酎とは全く異なる、今までに味わったことがない味」と、先代社長はその時の印象を話す。


「寝かせれば寝かせるほど、香りも味わいも深みを増す」。


味わいを見たことでこの焼酎の可能性を信じた蔵の人々は、もう少し「時」にその焼酎の運命を託すことにした。


蔵の湿度、四季の温度変化、息づく香り……そのすべてが、焼酎の中に層をつくっていく。蔵の奥で、誰にも触れられず、蒸留より50年の時を迎える。

熟成焼酎は、人智を越えた味わいにたどり着く。

時は2024年、熟成より50年を迎えたその秘蔵酒は、「神響」と名づけられ、この世に放たれた。

香りは、酒粕由来の甘さと燻したもみ殻を思わせるふくらみのある香り、そしてそれらが見事に融合したビターな芳しさ。


50年もの長期熟成が柔らかな口当たりを生み、アルコール度数30度以上ということを忘れさせるほどになめらかに口内に広がりゆく。


そして圧倒的な存在感を放つほどに凝縮されたお米由来の「旨味」。まさにそこにあるのは計算ではつくることができない、人智を超えた味わいだった。


二度と同じ条件でつくることはできない。半世紀の重みをそのまま閉じ込めた、唯一無二の焼酎。私たちがこの酒を扱おうと決めた理由、それは「この深い歴史と、50年という未知の時間が織りなす唯一無二の価値を、一人でも多くの人に届けたい」という思いから。


現在、抽選で選ばれた人にのみ、その価値を体感できる機会を提供している。下記の応募ページより、ぜひ幻とされた焼酎の味わいを体感してほしい。


抽選販売について

◯応募期間:2025年11月26日(水)17時 〜 12月10日(水)13時

◯当選連絡:2025年12月10日(水)以降

◯配送時期:2026年1月中旬以降順次発送予定

○特設サイト:https://kurand.jp/pages/shinkyo50

商品詳細

【神響 shinkyo 50年】

◯商品タイプ:焼酎

◯容量:720ml

◯アルコール分:34%

◯原材料:酒粕

◯製造元:梅錦山川(愛媛県)

◯販売価格:110,000円(税込)

酒蔵「梅錦山川」について

明治5(1872)年に創業し、150年以上の歴史をもつ梅錦山川。蔵がある金田町金川はかつて梅林で有名な地であり、「梅錦山川」の蔵元名はその梅の花に由来しています。「新しい、おいしい、作ります。」をコンセプトに、料理との相性がいい食中酒としての役割を追求し続ける酒蔵です。






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