香川県小豆島の土庄町にある観光名所、銚子渓自然動物園「お猿の国」の運営会社が大阪市の会社に施設を事業譲渡したことがわかりました。
「お猿の国」は約300匹のニホンザルが放し飼いにされている施設です。小豆島の主要な観光施設の1つで「銚子渓のニホンザル群」は1957年4月に県の天然記念物にも指定されています。
島内の会社から経営を引き継ぐ大阪市の「日本リゾート」などによりますと、人手不足などで8月から臨時休園していたということです。施設は国立公園のエリアにあり、設備も老朽化していることから、確認をしながら修繕も検討していく方針です。
今後、前の会社の従業員などを引き継ぎ、施設の名称も変更したうえで、2026年3月頃に営業を再開したいとしています。
経営を引き継ぐ「日本リゾート」は小豆島で宿泊施設の再生や運営も手がけています。