女子ゴルフアメリカツアーに2025年本格参戦した竹田麗央選手が凱旋し、今シーズンの活躍を祝う会が開かれた。今シーズン1勝を挙げ、ポイントランキングでは4位と、堂々のルーキーシーズンとなった。
ルーキーシーズンでポイントランキング4位
ヤマエグループホールディングス所属・TKUスポンサードプロの竹田麗央選手は、12月2日に今シーズンの活躍を祝う会が熊本市内のホテルで開かれ、スポンサーや関係者など、約350人が集まった。

竹田選手は今シーズン、アメリカツアーに本格参戦し、3月のブルーベイLPGAで優勝。トップ10入りは8回を数え、ポイントランキングでは4位とルーキーシーズンながら堂々の成績を残した。

挨拶に立った木村敬熊本県知事は「熊本から世界へ羽ばたいた竹田選手の活躍を見て、多くの県民が勇気をもらいました。これからも益々高みを目指してください」と今シーズンの活躍をねぎらった。

これを受け竹田選手は「Good evening everyone.」と英語で挨拶すると、アメリカツアーについて「移動の距離が長かったり、英語が通じなくて困ったこともあったが、それでも1年間とても楽しくプレーができてよかった。ゴルフだけでなく、英語もこれから頑張って、来年の挨拶は全部英語でできるように頑張る。Thank you, very much.」と応援への感謝を伝えた。
県内の園児に絵本のセットをプレゼント
一方、同じ2日に竹田選手は2025年3月立ち上げた『竹田麗央のえほんスマイルプロジェクト』の一環として、熊本県内の幼稚園や保育園に絵本セットを贈った。

贈呈式には、代表として玉名市の小天保育園の園児に、竹田選手から世界の絵本セットが手渡された。竹田選手は「熊本の子供たちにも世界に興味を持ってもらいたい」とこの活動を始め、世界各国の絵本を翻訳した150セットが県内の幼稚園や保育園に贈られる。

竹田選手は「手渡しできて、すごくうれしかった。これから活動を続けて、たくさんの子供たちに読んでもらえたら、うれしい」と話した。

また、竹田選手には木村知事からSNSなどを通じて熊本の魅力を国内外に発信する『モンバサダー』の任命証が手渡された。
(テレビ熊本)
