政府が、防災庁を2026年秋までに設置する方向で調整を進めていることがわかりました。
防災庁は災害への事前の備えや、発災時の対応を担う内閣直轄の新しい組織です。
政府は2025年度、防災庁の前身となる「内閣府防災担当」の予算・人員を倍増させていて、関係者によりますと2026年秋までに本庁を設置する方向で調整しています。
台風や豪雨が多い6月から10月ごろを避け、災害などがなければ11月1日の発足を目指します。
また政府は、2027年度以降、南海トラフ巨大地震と日本海溝・千島海溝地震の被害が想定される地域に、それぞれ1カ所ずつ防災庁の地方拠点を設置する方向で検討しています。