11月、日本で行われた聴覚に障害があるアスリートの国際大会、デフリンピックの陸上競技で入賞を果たした石本龍一朗選手と佐藤秀祐選手の健闘をたたえる懸垂幕が岡山市役所に掲げられました。
岡山市役所に掲げられた懸垂幕は長さ7メートルで、岡山大学教育学部3年で陸上男子400メートルハードルの石本龍一朗選手と岡山市出身で平林金属所属、陸上男子走り高跳びの佐藤秀祐選手、それぞれの入賞を祝福しています。
デフリンピック初出場の石本選手は男子400メートルハードルで見事、決勝に進出。56秒86で8位入賞を果たしました。同じくデフリンピック初出場の佐藤選手は男子走り高跳びに出場。目標としていた2メートルには届きませんでしたが5位入賞を果たしました。
(岡山市障害福祉課 熊代哲也副主査)
「岡山市在住の2選手がデフリンピックで入賞したことに敬意を表し懸垂幕を掲げた。今後もデフリンピックの選手が継続的に輩出されるようになればうれしい」
懸垂幕は、12月7日まで掲げられます。