今年開催された大阪・関西万博のパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」の移設先の候補として福山市が決まったことがわかりました。
「いのちの遊び場クラゲ館」はジャズピアニストで数学研究者の中島さち子さんが手掛けたクラゲをイメージした大きな膜の屋根を持つ施設です。
福山市は今年10月パビリオン移設の公募に参加していて、きょう、市に候補決定の連絡があったということです。
市は草戸町の旧体育館跡地などへの移築を想定していて、およそ5億円の移設費用のうち1億8000万円を負担する見込みです。
パビリオンの移設先の候補に選ばれるのは、県内では初めてで、来年1月をめどに契約を結ぶことで正式決定となり、来年度以降に移設されることになります。
枝広直幹市長は「屋外フィールドとして活用し、市民の皆さまに喜んでいただける施設としたい」と話しています。