大人数での食事の機会が増える年末年始を前に食中毒を防ごうと、1日からスーパーなどで県下一斉の取り締まりが始まりました。
この取り締まりは多くの種類の食品が短期的に大量に流通する年末年始を前に食中毒を防ごうと、製造や加工、販売などをしている施設を対象に県が毎年行っているものです。
このうち佐賀市のスーパーでは佐賀中部保健福祉事務所の食品衛生監視員2人が、生鮮食品を中心に食品の温度管理が適切にできているかや食品表示などを確認していました。
県内では今年食中毒が5件発生していて、これからの時期はノロウイルスによる食中毒が増加する傾向にあるということです。
【佐賀中部保健福祉事務所衛生対策課 貝原健太さん】
「事業者の皆さんは食品の温度管理や期限管理を気を付けていただき、ご家庭で調理をされる人は手洗い消毒、加熱をする食品はしっかり加熱をし、食中毒の予防を気を付けていただければ」
取り締まりは県内5つの保健福祉事務所で県内1000の施設を目標に、12月26日まで実施されます。