早いもので2025年も残り1カ月です。
鹿児島県霧島市の霧島神宮では、新年を迎えるためのお正月の縁起物の準備が始まっています。
平日にもかかわらず多くの人が参拝に訪れる国宝・霧島神宮。
作業場で進められているのはお正月の準備です。
破魔矢に・・・熊手。
そして、2026年の干支・午(うま)をかたどった置物などが並んでいます。
霧島神宮では、先週から縁起物の準備が始まっていて、中身に異常がないか、巫女たちが慎重に確認していました。
正月準備を進める巫女
「12月という月も相まって2025年ももうすぐで終わるなという心持ちになる」
霧島神宮・上牧瀬章洋権禰宜
「霧島でも(2025年)豪雨災害があった。2025年は午年。午はとても速く力強い動物なので、早い復興と力強く前に進むことを願っている」
本殿の前では大勢の参拝客を見越して、縁起物の仮設の受け渡し場所の設置作業も進んでいます。
1日の県内は12月に入ったものの、南からの温かい空気の影響で気温が上がりました。
半袖姿の参拝客も訪れていました。
参拝客
「東京から来たが鹿児島は暖かいなと思った」
霧島神宮によりますと、2026年の正月三が日の参拝者数は、2025年並みの約26万人を予想しているということです。