名古屋市営地下鉄の名古屋駅で12月1日、AIを活用して、安全な利用を呼び掛ける取り組みが始まりました。

 名古屋市では2023年10月から、条例でエスカレーターに立ち止まって乗るよう義務づけています。

 そこで、エスカレーターを歩いている人をAIを搭載したセンサーが検知し、「立ち止まってご利用ください」などと注意を呼びかけるシステムを導入しました。

20代女性:
「(アナウンスを聞いて)周りも誰も歩いていなかったので、止まる人が増えるんじゃないかなと思います」

名古屋市 市民生活部 消費生活課の課長:
「実際に歩いてみますと、後ろから直接声をかけられているような感覚になります。『自分のことかな』と思っていただいて、より止まっていただける」

 このエスカレーターでは、今年10月に行った調査で、平日朝の時間帯におよそ5%の人が歩いて利用していたということで、名古屋市はAIの活用で歩く人をゼロにしたいとしています。

東海テレビ
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