テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「冬の気象と健康」についてお伝えします。
南国宮崎とは言え、冷え込んでいる県内。まずは、ある寒い朝、車の運転席で見かけた「あるマーク」の話題から。

車のパネルに現れた「雪の結晶」のようなマークの正体

寒い日の朝、車のメーターパネルに雪の結晶のような見慣れないマークが点灯しているのを見たことはありませんか?

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古山予報士が、延岡市の方から送られてきた車のパネル写真を見せながら、このマークの正体を解説しました。これは「低温表示灯」と呼ばれるもので、外気温が低くなった際に、路面が凍結している可能性があることをドライバーに知らせてくれる警告灯です。

このマークが点灯したら、見た目には濡れているだけに見える路面も凍結している可能性があるため、一層の注意が必要です。

なぜ冬は「睡眠の質」が悪くなるのか?

ところで、寒いと睡眠に支障が出る、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。児玉アナも、「特に寒い日は、“寒い!”と、起きてしまうことがあります」とのこと。

古山予報士が自ら社内でアンケート調査を行った結果をまとめたところ、「眠れている」と答えた人が45人。「眠れない」と答えた人が42人でした。意外と、「眠れている」という人が多かったものの、同じぐらい「眠れない」という人もいました。

なぜ、冬は睡眠の質が悪くなるのでしょうか?めいほう睡眠めまいクリニックの中山明峰院長の知見をもとに、2つの大きな理由が挙げられました。

1. 寒さと乾燥の刺激
低温と乾燥がのどや気管を刺激し、寝つきを悪くさせます。古山予報士も「のどが乾燥してカッカッとなって起きることがある」と実体験を語っていました。

2.日光不足によるホルモンの減少
冬は昼の時間が短いため、日中に太陽の光を浴びる機会が減ります。すると、日中に作られる「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが不足します。このセロトニンは夜になると睡眠を促す「メラトニン」に変化するため、日照時間が短い冬は睡眠の質が低下しやすいのです。

質の良い睡眠を手に入れるための3つの対策

では、どうすれば冬でもぐっすり眠れるのでしょうか。古山予報士が推奨したのは以下の対策でした。

1.積極的に日光浴をする
くもりの日でも効果があります。日中に光を浴びて、セロトニンをしっかり作りましょう。

2.お風呂は寝る1〜2時間前までに
人は「深部体温(体の内部の温度)」が下がる時に眠気を感じます。一度お風呂で体温を上げ、それが1〜2時間かけて下がっていくタイミングで布団に入るのがベストです。

3.厚着と布団の掛けすぎに注意
意外かもしれませんが、着込みすぎると深部体温がうまく下がらず、かえって眠りの質を下げてしまいます。寒さが厳しい時は、寝る前に部屋を温めたり、温かい飲み物を飲んだりして調整しましょう。

「お昼間は日光を浴びて、幸せホルモンを分泌させてくださいね」という古山さんのアドバイスを参考に、寒い冬を健やかに過ごしましょう。

(テレビ宮崎)

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